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儲けるためのISO
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この内容は和田研究所 経営コンサルタント和田所長のアイソス2003年3月号No64原稿をINUとして編集したものです
このISO9001品質マネジメントシステムの規格は、次の3つのこと @売上増大、販売促進 A損益計算、原価、利益B資金繰り、キャシュフロ−については述べていません。ですから、この規格を認証取得したからといって、即、売上増加や、利益確保、資金繰りがよくなるということにはなりません。認証取得したあとも、これまで以上に、これらの経営努力が必要だということです。儲けるためにISOを取るのです。儲かるようにISOシステムを構築し運用するのです。「儲からないISOはやめましょう!」と申し上げたい。ISOの規格の真髄を理解していただくために、私なりに、規格の拾い読みをしてみます。
12ヶ条のあらましをご理解くださった上で、改めて、もう一度、この規格条文を、順を追って素直に読み、正しくご理解くださるようお願い致します。
12ヶ条の項目
第1条 継続的改善を行え
第2条 お客さまあってのわが社である。お客さまに信頼と安心とご満足をお届けしましょう
第3条 計画経営を実行しなさい
第4条 製品やサ−ビスを提供するための4大要求事項、これらはすべてを満たしなさい
第5条 お客さまをだますな
第6条 社長はお客さまの要求事項を守りなさい
第7条 会社の実態に合った手順を決め、その通り進めなさい
第8条 人が代わっても、仕事のやり方は変わらない
第9条 品質マネジメントシステムの有効性とは「わが社の経営目的」のことである
第10条 年に1回は必ず社長診断
第11条 取引先とは共存共栄をはかれ
第12条 人材を育成し、経営に参加させよ
むすび
ISO9001の規格は、決して無理なこと、無駄なことを要求していません。むしろ、これまでに当然やるべきことをやっていなかった、手抜きをしていたという反省もあるのではないでしょうか。
この規格をよく読めば読むほど、理にかなった規格でと理解できます。
要は、わが社の仕事の実態をよく理解し、分析し、検討して、規格要求事項を満たす仕事のやり方に知恵を出して、工夫し、試行錯誤し、改善し、定着させていくことです。
疑いながら実行するのではなく、正しく理解し納得した上で実行し、徹底し、有効性を発揮させる。そして顧客の信頼と満足の提供のあとに、利益を残す企業を作りましょう。
あくまで、顧客の満足が先で、利益はあと、この順序は間違えぬようにして、品質マネジメントシステム導入を成功させましょう。